ジュエリーをより気軽に  

大人の銀 silver

 

生まれ育った周囲の山や庭の草木、
草木を渡り群れる鳥たちの声、
そよぐ風の音、
私の中に渦巻思い。

そんな何かを形にして見えるものにする手段が、 私にとっては 銀 silve

切る

刃の形がよく見えなくて、指先でなぞって刃の上下がやっとわかるような細かな刃のノコで0.3mmの薄い板から4mmもの太さの丸線まで、何でも切ります。
右のノコは普段にバローベのノコ刃02番、左のノコは細かな作業は04番を使っています。silver950の板や〇線□線。 すべては これらから生み出されます。


糸ノコ

銀silver950  銀丸線  銀角線

 

 silver950 銀板

 

たたく

金床の上で、金槌や木槌で銀をたたきます。
ノコで形を切り出したときに曲がった板を平らにしたり、 たたいて伸ばしたり、金槌の面に模様をつけておいて、その模様を銀に移したり。 ふくらみをもたせる時にもたたきますし、シルバーの刻印を打ったり、無くては仕事にならない道具たちです。

金床 この上で銀を叩きます

 

やする

ヤスリは机上と引き出し2段、他にもまだあります~\(^o^;)/ スイスのバローベ製か日本の手切りのヤスリです。 どちらも
銀の面をがっちりとグリップしてくれる感触が好きなのです。 ヤスリは、どんな形でも削り出せる魔法の道具。柔らかなふくらみ、シャープさ、細やかさなど、ヤスリを使って形をだし、表情生み出します。 指輪をはめる時の指通りの良さも、ヤスリで内側にどんな曲面を出したかで決まるんですよ。

ヤスリの長さ太さだけでなく、甲丸、三角、四角、しのぎ、平、丸といった形状の種類、 荒目中目細目といった目の荒さの
違い。 その時々にあわせて使い分けますので、幾つあっても、 一本ずつ個性があって、どの一本もかけがえのない道具です。

やすり

 

 

溶着する

コンプレッサーで空気を送ったガスバーナーを左手、右手にはピンセット部品と部品をロウ付けする正しい位置に置き、火をあてる。バーナーの炎のどの部分を使い、本体とパーツのどこの温度をどう上げていくか、それが2つの部品の隙間に置いた銀ロウを溶かして着ける時点の何よりの秘訣。
その作業を繰り返し、形が出来上がっていきます。

ガス台...ここでガスバーナーを使ってロウ付けします。

 

 

これで総ての工程の半分くらいでしょうか。

このあと、酸洗い、バーレル洗浄。これらを完璧にしていないと、次の古美(いぶし)がマダラになります。

 

研磨する

古美(いぶ)して全体を真っ黒にした後、研磨剤をつけたリューターやバフで磨いて、また洗浄。 それから、石留めし、ブローチピンを留めたり、ネックレスのチェーン(これも洗浄して古美して、磨いて洗浄しておきます)などをセットして出来上がります。
とても根気のいる長い長い制作工程です。

リューター。

35年使い続けたリューターが動かなくなって、左のを2022年買い換えました。ここに掲げた作品は、総てこの右側のリューターから生まれました。

 

 

作品

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